南仏の日差しを感じさせるような色鮮やかな野菜のテリーヌです。オーブンで焼いた野菜の甘さととろみがバルサミコの酸味と絡み、バジルの香りも味を一層引き立てます。手間は少々かかりますが、どなたからも大変喜ばれる前菜です!
6−7人分
オーブンを220度に温めておく。パプリカを二つに切り種を取り出し、クッキングシートを敷いたプレートに並べる。表面がきつね色になるまでじっくり焼く。皮が少し黒く焦げ始めるくらいが目安。
パプリカを焼いている間に、ナスとズッキーニの皮を剥き、暑さ6ミリ程度に縦にスライスする。クッキングシートの上に並べ、表面にオリーブオイルを薄く塗っておく。
赤タマネギを縦に薄く切り、オリーブオイルで炒める。途中レーズンを大さじ1の水とともに加える。濃縮トマトを入れ焦げないように炒め、冷ましておく。
パプリカが焼けたら、オーブンから取り出しナスとズッキーニを同様に焼く。パプリカは熱いうちに表面の薄い膜を剥がしておく。
鍋にトマトジュースを入れ加熱する。沸騰したら弱火にし、粉ゼラチンを入れ、よくとかしておく。火を止め、冷ましておく。塩を加え味つける。
25センチほどの細長いパウンドケーキ型を用意する。あとで取り出しやすいように全体にラップを広げる。底に赤パプリカを敷き詰め、上にトマトジュースを全体に薄く塗る。 玉ねぎとレーズンを散らし、同じように、なす、黄パプリカ、ズッキーニ、とミルフィーユ状に重ねていく。重ねるたびにトマトジュースを流していく。型がいっぱいになったらラップで蓋をし、冷蔵庫で半日以上冷やしておく。
まな板の上に型を伏せた状態にして乗せて、型を外す。ラップをはずし、調理用電動ナイフもしくはよく切れる包丁で切り分け、皿の上に乗せる。
テリーヌの周りにオリーブオイルをまわしかけ、さらに大さじ1弱のバルサミコ酢をかけ、最後にバジルの葉を一枚テリーヌの上に飾って出来上がり。